ダイレクトメール(DM)の最適化では顧客の購入確率算出モデルを構築する際に、「クーポンがあったから購入した顧客」のみを抽出することで最も高い収益が得られます。クーポンがなくても定価で購入してくれる顧客に対しては、クーポンを発行することで逆に収益が下がってしまうからです。

　弊社では購買とクーポンの関係性を、アップリフトモデリング(Uplift Modeling)によりモデル化。これにより、クーポンが購買に寄与するセグメントを自動で抽出できるようになり、利益を10%以上改善することに成功しました。